オーバーウォッチ、面白いですよね!クイックマッチもライバルプレイ(ランクマ)も面白いですが、やはりランクマで「勝ちたい!負けたくない!」って思ってる人が多いかと思います。
で、だいたいの試合は「相手強いな~こりゃ負けるわ」ってことよりも、「味方クソすぎ、味方ガチャだわ」ってことの方が多いかと思います。
- 「キルダメ金メダルなのに負けたわクソが」
- 「お前の頭ウィンストンかよ!」
- 「雑魚はゲームやるなカス!」
- 「なんでult撃たねーんだよゴミ!」
とか独り言で罵倒したりしますよね。
そんな頭ウィンストンな人たちでも簡単にわかるように戦術指南を書きました。
クソな味方に出会った場合はこのサイトを教えてあげましょう!
※この記事は現時点(2016年9月10日)での情報に基づいています。オーバーウォッチに限らずFPSはアップデートで環境が激変することが多いので、情報が違ってても悪しからず。
※ps4版なので、PC版とは多少差異があります。
基本要素
数的有利・不利
オーバーウォッチはCoDのようにチームデスマッチのルールがなく、すべてオブジェクトの取り合いです。従って各々が別々に動くのではなく、チームが一丸となって動くことが大切です。その時の概念に「数的有利・不利」があります。
「数的有利・不利」とは、簡単に言うと、人数が多い方が有利で人数が少ない方が不利、ということです。何を当たり前なこと言ってるんだカス、と思うかもしれませんが、意外にこの基本ができていない人が多いです。
たとえばコントロールで、こちらがリーパー・ゲンジ・ザリア・ウィンストン・ゼニヤッタ・ルシオ、敵も同じ構成だとします。開幕直後、味方のゲンジが1人裏取りしに行って死にました。ゲンジがリスポーンするまでは5対6です。この時、両者の技量に大きな差異がなければ、敵がゲンジ1人分有利です。なので、こちらが果敢に攻めてもおそらく拠点を取られてしまうでしょう。これが、数的不利な状況です。
逆に、敵のゲンジが突っ込んできて勝手に死んだり、ラッキーショットで敵のゼニヤッタが死んだりしたら攻撃のチャンスです。数的有利な状況なので、みんなで攻めましょう。みんなで攻めれば、敵からの攻撃が分散しこちらは死ににくく、また突出した敵やタンクなどにこちらの火力を集中させることで倒しやすくなります。
ここで重要なのは、「なるべく敵よりも先に死なない」「敵の人数が減っていたら攻める」「味方の人数が減っていたら攻めない」「みんなで一緒に攻める」です。そのため、キルログはきちんと見るようにし、誰が生き残っていて誰が死んでいるかを把握しましょう。
チーム構成(始まる前から有利不利が決まっている)
オーバーウォッチには様々なキャラクターがいて、楽しみたいならどんなキャラを使ってもいいのですが、勝ちたいなら強いキャラを強い状況で使わなければなりません。勝つためなら攻めのシンメトラとかはやめましょう。
オフェンス・ディフェンス・タンク・サポートの4つのロール(役割)があります。バランスが良いのはオフェンス(火力)2・タンク2・サポート2の構成です。火力要因や時間稼ぎとしてオフェンスの代わりにディフェンスを入れることもあります。その他、火力を増やしてヒーラーを減らしたり、タンクを増やして粘れるようにしたりなど、様々な構成があります。
ロールについて
オフェンス
オフェンスは「ゲンジ・ソルジャー76・マクリー・トレーサー・リーパー・ファラ」がいます。体力が低く火力が高いので、死なないように立ち回りながら敵を倒す役割です。どれも強力ですが、おすすめはタンクに対して有効なリーパーと対空や遠距離に強いマクリーorソルジャーか裏取りや牽制がしやすいゲンジorトレーサーorファラの組み合わせです。オフェンスがゲンジとトレーサーだけ、みたいな構成は避けた方が無難です。
リーパーは対タンク・裏取り・自己回復や無敵化による生き残りやすさ・強力なult等、かなり強いので居なかったら選んだ方がいいです。
マクリーとソルジャーは使用者のAIM力次第で強さが変わります。マクリーは移動スキルがなく死にやすい、ソルジャーは火力が他のオフェンスに比べ低め、などの弱みがあり、味方次第の面も大きいです。
トレーサーとゲンジは裏取りして牽制したり、相手後方にいるヒーラーを倒すことが仕事です。上手い人は1人でゲームを作ることが出来ますが、弱い人はクソゴミです。自身のある人以外は選ばないようにし、使ってみて活躍できなさそうだったらすぐに他のキャラに変えましょう。アプデでゲンジが弱体化されたため、トレーサーをよく見るようになった気がします。
ファラは空を飛んでるので少々特殊です。上空からの火力支援やヒーラー排除、敵の意識を空に向けさせることで味方への意識を減らす等が仕事です。敵の対空意識が薄いと無双しやすいですが、対空意識が高いとすぐ落とされてしまいます。アプデで落とされやすくなってしまったので、相手の出方を見てキャラを変えましょう。
トレーサー・ゲンジ・ファラは狙って当てにくいキャラなので、AIM力がいらないウィンストンが苦手です。敵にゴリラがいるならなるべく相手をしないか、よく倒されるようだったらキャラを変えましょう。
ディフェンス
ディフェンスは「メイ・ジャンクラット・ウィドウメイカー・トールビョーン・バスティオン・ハンゾー」がいます。個性的な能力を持っており、限られた条件下で輝きます。主に防衛で使い、敵の足並みを乱したり進攻ルートをふさいだりする役割です。ぶっちゃけあんまり選ばない方がいいですが、メイ・ジャンクラット・バスティオンは要所で刺さる場合があるので、臨機応変に選びましょう。トールビョーンは低レート帯でなら活躍しやすいです。ウィドウメーカーはultが弱いので微妙です。ハンゾーはラッキーヘッドショットでキルできたりするのできちんとキルできるならアリです。これらスナイパーはAIM力次第ですので、AIMできない人は素直に他のキャラを使いましょう。
基本的にディフェンスはジャンクラット以外は攻撃側では選ばない方がいいです。待機中に味方に殴られます。スナイパーはどちらでも殴られます。
タンク
タンクは「D.VA・ロードホッグ・ザリア・ウィンストン・ラインハルト」がいます。体力が高いので、味方の壁になりつつ支援をする役割です。
おすすめはコントロール以外ならザリア・ラインハルトorD.VA、コントロールならザリアと何かです。
ラインハルトは強く必須級で、敵味方のどちらか片方だけがラインハルトを使用している場合一方的な試合展開になりやすいです。しかし、味方が壁を使ってくれない場合はD.Va等に変えた方がいいかもしれません。
ザリアは弱点が少なく、エネルギーが溜まれば準オフェンスとしてキルダメをとれます。ultも強く、必須と言えるでしょう。
D.VAはultが強く、硬いアーマーやディフェンスマトリックスなども良いですが、必須級のザリアにとても弱いのが玉に瑕です。ザリアとはあまり戦わないようにしましょう。
ウィンストンは相手の陣地をかき乱したり、体力の低いゲンジやヒーラーを狙えますが、リーパーやロードホッグ・D.Vaなど、苦手な相手がとても多いです。ultも弱く、しょっぱなから選ぶキャラではなく、相手の出方を見てから後出しするキャラです。
ロードホッグはタンクですが、どちらかというと死ににくいオフェンスのようなものです。単発の威力は高いですが、アーマーやシールドがなく防御アビリティもないので、被ダメージがとても大きくなり、敵のult回転率があがりやすい「ult貯金箱」であるとも言えます。また、弾数が4発しかなく、外したらきつく、フックで敵を常に1人減らすことが出来なければ、味方に迷惑になりやすいです。また、ultも弱いので優先度は低いです。
敵の裏取りがうざかったらヒーラーの護衛役として良いかもしれません。
サポート
サポートは「ルシオ・シンメトラ・マーシー・ゼニヤッタ・アナ」です。シンメトラ以外は味方の体力を回復させて前線を維持する役割です。おすすめはルシオ・マーシー(防衛)・ゼニヤッタの中から2人です。アナはタンクが多めの攻撃ならultの回転率がよいのでアリですが、防衛ではultが微妙です。シンメトラはテレポーターを出す前に死んで役目を果たせなかったり、ウィンストンにタレットを壊されやすかったりするのであまり使わない方が良いです。
ルシオは若干弱体化が入りましたがまだまだ現役です。ultで敵のultにカウンターすることもできます。体力低めの味方が多い場合必須です。
ゼニヤッタは強化後少し弱体化が入りましたが、かえって単体では活躍しやすくなりました。ultにカウンターもできます。ヒーラーの中では移動能力が低い代わりに攻撃力が高いので、おすすめです。
マーシーは弱体化後また強化され復権しました。ultは強力ですが、立ち回り次第では有効に使えなかったり、後出しで蘇生するよりもゼニヤッタやルシオでカウンターした方が有用であったり、自衛能力に乏しかったり等、優先度は少々低めです。しかし、タンクが多めだと頻繁に蘇生することも可能になるので、構成次第でしょう。防衛側では、回復量の低いルシオよりマーシーを選択するのも全然アリです。
ちなみに、ラインハルトやD.Va、ウィンストンなど、自己回復できないタンクが居る場合はヒーラーがルシオ単体だけという状況は避けた方がいいです。回復が間に合わなくてラインハルトが死んだ途端前線が崩壊するパターンがあるからです。ゼニヤッタやマーシーがいることで前線の崩壊するリスクが低くなります。
地雷キャラ
キャラピックの時点で、
スナイパー3種・シンメトラ・攻撃メイ・攻撃バスティオン・攻撃トールビヨーン・刺さらないゴリラ・防衛ゲンジ・防衛トレーサー・コントロール:マーシー・マクリー・ソルジャー
などなどは地雷率が高いです。スナイパーとシンメトラはいわずもがな、ディフェンス系は攻撃では性能を活かしきれないため。コントロールのキャラについては使い手次第ですが、乱戦に弱いので微妙です。
あと弱いのに頑なに同じキャラを使う人や自分の役割を果たせない人も地雷です。精進しましょう。
アンチピック
このゲームは途中でキャラを変えられます。後出しができるじゃんけんで、相手がパーを出しているのに頑なにグーしか出さない人はだだのアホです。相手のキャラのアンチになるようなキャラをピックしましょう。
※結構適当です
ゲンジ→マクリー・ウィンストン・ジャンクラット・ザリア・ラインハルト
ソルジャー76→タンク系
マクリー→タンク系
トレーサー→マクリー・ウィンストン・ジャンクラット・ラインハルト
リーパー→マクリー・ファラ等遠距離系
ファラ→ウィンストン・D.VA・ソルジャー・マクリー・ゼニヤッタ・バスティオン
メイ→マクリー
ジャンクラット→ザリア・ファラ・ゲンジ・D.VA
ウィドウメイカー→ウィンストン他たくさん
トールビョーン→ウィドウメイカー・ハンゾー・アナ・D.VA・ラインハルト・ザリア
バスティオン→D.VA・ゲンジ・トレーサー・ロードホッグ・ファラ
ハンゾー→ウィンストン他たくさん
D.VA→ザリア・メイ
ロードホッグ→リーパー・ザリア
ザリア→リーパー?
ウィンストン→リーパー・ロードホッグ
ラインハルト→リーパー・ジャンクラット・ファラ・メイ
ルシオ→裏取りできるやつら
シンメトラ→ウィンストン他たくさん
マーシー→裏取りできるやつら
ゼニヤッタ→裏取りできるやつら
アナ→裏取りできるやつら
ultの種類と弱点
このゲームの重要要素としてultがあります。通常、ただの撃ち合いだけでは膠着状態になりやすいので、ultで状況を打破することが一般的です。従って、ultの使い方次第で勝ち負けが決まると言っても過言ではありません。
ultには大きく分類すると以下の通りです。
A:敵を瞬時にキルできるult
ゲンジ・ソルジャー・マクリー・リーパー・ファラ・トレーサー(単発)
B:敵をキルすることができるが、状況次第なult
ジャンクラット・トールビョーン・バスティオン・ハンゾー・D.VA
C:敵の行動を阻害するult
メイ(拘束)・ラインハルト(拘束)・ザリア(拘束)・ロードホッグ(吹き飛ばし)・ウィンストン(吹き飛ばし)
D:味方をキルから守り、前線を維持するためのultult
ゼニヤッタ(回復)・ルシオ(ヘルス増強)
E:味方がキルされた後、前線を維持するためのult
マーシー(蘇生)・シンメトラ(テレポーター)
F:その他、味方のキルを支援するためのult
ウィドウメイカー(透視)・アナ(単体強化)
このうち、1人で試合を逆転できる可能性のあるultはA・Bのキルできるultです。Aはultの出が早く対処しにくいです。Bは状況によって有効でなかったり、キルまでタイムラグがあり対処されやすかったりするので、スピーディに攻めたい攻撃側では微妙です(ただし、D.VAは乱戦時に強かったり本体のヘルス回復の面もあるので例外です)。
Cの拘束系ultは味方次第の部分があり、適当に打つのではあまり意味がないですが、味方と連携すると強力です。Cの吹き飛ばし系はオーバータイム時にオブジェクトから敵を引き離すのに有効ですが、攻撃力に欠けるため本当のギリギリの時以外では微妙です。
D・Eは前線維持のために適切な使用が必要です。Dは基本的に敵のultにカウンターとして撃つことで前線の崩壊を防ぎます。攻撃側の場合、ヘルスの点で優位に立つためにラッシュ時に撃つのも良いです。Eの蘇生は、前線が崩壊した後に発動するので、復活時にマーシーが狙われて殺されたり、マーシーもろとも敵のultで全滅してしまったりするので、立ち回りが難しいです。しかし、複数人を蘇生できた場合は逆転できる可能性も高いです。シンメトラのテレポーターは、サドンデス時のように残り時間が短く、かつすぐにテレポーターを出せれば機能します。しかし、残り時間が長い時はテレポーターの効果が切れたり壊されたりすることが多く、またテレポーター使用前に殺される場合もあるので、正直弱いです。
Fは、ウィドウメイカーの透視は攻撃にも守るにもあまり意味がないので弱いです。アナの単体強化は、ult回転率もよく皆で攻めるときにうまく機能すれば強いです。しかし、ultの攻撃力は高くとも防御力は低いので、防衛には向いていません。
ultは使用タイミングが重要です。周りに味方がいないのにザリアのultを放つ、自分だけがダメージを受けているのにゼニヤッタのultを使ってしまう等、無駄なタイミングでの使用は勝敗を分けます。考えて使い、可能なら味方と連携して放ちましょう。
ultには弱点もあります。ルシオult・ゼニヤッタult・マーシーult(殲滅された後)・ラインハルトult・D.VAディフェンスマトリックス・ゴリラバリア・ラインハルトバリア・ザリアバリア・ロードホッグチェーン・マクリーフラッシュバン・メイ氷壁・アナ睡眠・ゲンジ木の葉返し、あたりが対処できます。対応手段を持っている人たちは、相手のult発動タイミングで適切な行動をとらなければなりません。
また、攻撃系ultは発動時に無防備になるものもあります。それらは、こちらの攻撃系ultや通常攻撃で倒すこともできるので、積極的に狙いましょう。
ちなみに、ult発動時には敵味方に音声が流れます。どんな音声が流れるかを記憶しておきましょう。たぶんググれば出て来ます。
タッチパッドを押して味方のultの保持状況を確認したり、ラジオチャットで報告したりすることも大事です。可能ならキルカメラで見た敵のult状態をボイスチャットで味方に伝えられると良いです。
ステージやルールによる違い
ステージやルールによっても立ち回りや有利・不利キャラは変わってきます。ここでは主にルールについてのみ述べます。
ペイロード
ペイロードを運ぶルールです。ペイロードの周囲では攻撃側が徐々に体力が回復していきます。従って、攻撃側はいかにペイロードに張り付いたまま戦えるか、防衛側はいかにペイロードに張り付かせないように戦うかが重要です。
また、リスポーン地点からの距離的に、チェックポイントに入った直後が攻撃側に有利で、チェックポイントに入る直前が最も攻撃側が不利です。なので、防衛側はペーロードを少し進めさせてからの方が守りやすいです。
ポイントキャプチャー
AとBに分かれた拠点の攻防をするルールです。A拠点はリスポーン地点からの距離的に、防衛はとても不利です。
逆にB地点は防衛側に有利なので、普通に戦っていればAはサクッと取られてBで粘る、といった形になります。しかし、A地点を取られた後、B地点に速攻されるとそのまま押し切られてしまう場合も多く、B防衛の時は初めのラッシュを止めなければなりません。Aでの時間稼ぎ、Bでのラッシュ防止にメイがとても有用です。
ハイブリッド
前半は拠点を攻防し、後半はペイロードを運ぶルールです。
前半と後半でルールが変わるので、キャラチェンジが重要です。
コントロール
一箇所の拠点を取り合うルールです。リスポーンの距離に差がなく、純粋に各々の技量とチームワークが問われます。
拠点は初めにとった方がとても有利なので、なるべく開始直後に全力を出すつもりで行きましょう。基本的にチームが固まらないとダメです。1人で拠点に突っ込んでもだいたい蜂の巣になってやられるだけなので、とられるギリギリでもなければ味方のリスポーンを待った方が良いです。
立ち回り
連携
このゲームはチームワークのゲームなので、みんなが別々のところでチームデスマッチをしていても勝てません。裏取り要員以外はつねにタンクやヒーラーの周りにいましょう。みんなが固まっていることにより、ultを合わせたりヒーラーが回復しやすかったり等、メリットは計り知れないです。
フォーカス
フォーカスとは、敵の1人をみんなで集中的に攻撃することです。1人で敵の群れに突っ込んだとき、めちゃくちゃ速くキルされた経験があると思います。各々が好き勝手に敵を狙うより、これ、と決めた敵に火力を集中した方がすぐに倒すことができます。ボイスチャットがないと難しいですが、味方にゼニヤッタがいるなら不和のオーブがついたやつを最初に狙うようにすると良いです。
マーシーが敵にいた場合、蘇生を防ぐため真っ先に狙わなければなりません。次に、ゼニヤッタは火力が高く回復もでき、ultのカウンターもあるので、できれば早めに倒したいです。ルシオは狙いにくいですが攻撃力が低いので後回しでも大丈夫です。それ以外は、タンクよりも攻撃力が高く体力が低いオフェンスを優先して狙った方が良いです。
味方のリスポーンを待つ
敵が6人待ち構えているときに、1人で突っ込んで無双するのはあまり現実的ではないです。オーバータイム時や終了間際以外は、なるべく他の人がリスポーンするのを待って行動しましょう。
ただし、敵が3人死んで味方が3人まだ陣地に残って戦っている、等の場合は駆けつけて行って支援しなければなりません。場合によりけりです。
キルログをきちんと把握する
キルログを右上に表示させていない人はすぐに設定しておきましょう。オプションに項目があります。
キルログを把握することによって、彼我の戦力さやultの使用状況、誰が活躍していて誰が活躍していないか等の情報を得ることができます。
ラインハルトの盾を有効活用する
ラインハルトの盾はこのゲームの重要な要素です。耐久力が高く、自然回復し、ほとんどの敵の攻撃やultを通しません。
また、味方の攻撃は通すので、敵にラインハルトがおらず味方にはいる場合は、前述の通り一方的に攻撃することができ、盾のヘルス2000の分、得をすることができます。逆に、ラインハルトの盾の後ろから攻撃する人が少ない場合、ただの的になってしまいます。率先してラインハルトの近くで攻撃をしましょう。
ラインハルトの盾を破る
敵にラインハルトがいるならば敵の盾を破らなければなりません。攻めあぐねたり、ultを防御されてしまったりするからです。盾を破るには、火力の集中が重要です。みんなで撃ちましょう。
通常はお互いラインハルトを出してお見合いになると思います。先に破るためには火力で上回る必要性があります。そのため、ジャンクラットやバスティオンなどは比較的簡単に破ることが可能です。
高所有利の法則
FPSゲームでは視点の関係上、上の位置をとった方が対応できる状況が増えます。上で戦って不利になったら下に逃げたり、遠距離攻撃したり、ultをうったり等です。可能なら上下に分かれて戦うと、敵はどちらか片方に一方的に攻撃されることになるので良いです。
なお、拠点に入らないと取られてしまうという状況では、潔く降りて戦いましょう。
裏取り
敵の防御が固くて崩せない…そんなときには裏取りが良いです。敵の意識を後ろに持っていくことで前の味方が攻撃しやすくなったり、後方のヒーラーを倒して支援したり、裏からultを使って敵を倒したり、戦況を動かすことができます。
ただし、複数人がバラバラに攻めたりするのは正面火力が減りすぎて悪手で、だいたい各個撃破されます。また、移動能力のないキャラで裏取りしても逃げられなくてすぐ死んだりするので、できればゲンジかトレーサーが良いです。タンクはult貯金箱になりやすく死にやすいため、長時間裏にいることは難しく、正面と連携して短期的に攻める必要性があるでしょう。
牽制
防衛側で、ゲンジやトレーサーなどで敵をかき乱し、簡単に攻められないようにすることです。ゴリラに変えられることで簡単に対処されてしまったり、集中攻撃されてすぐに死んでしまったり等、技量が高くないと難しいので、自信のない人は素直にみんなと一緒に行動しよう。
視野を広くする
ゲーム中は目の前の敵を倒すのに夢中になりやすいですが、実はゲーム中に考えるべきことはとても多いです。常に視野を広くして周囲に気を配り、どんな行動をすれば良いか適切に判断しましょう。
例を挙げると以下の通りです。
- 敵と味方誰が生き残っているか?
- 敵はultをそろそろ使ってきそうか?
- 敵はultを使ったからもうない
- 味方はそろそろ溜まりそうか?
- 味方は何人ultを持っているか?
- 今は攻めるタイミングか?
- 正面から行った方が良いか?裏から攻めるか?
- 味方のヘルスは大丈夫か?
- 敵に要注意のキャラはいるか?
- オブジェクト周りの戦力差は?
- 自分のピックは敵に刺さっているか?
- 前に出過ぎではないか?
- 敵のピックが変わったか?
- 時間にはまだ余裕があるか?
- 自分が陣地から出たら/入らないと負けるか?
- 裏取りは来ていないか?
- こっそりオブジェクト周りに敵がいないか?
等々。前だけに集中せず、後ろや横を時々見ながら戦いましょう。
やっちゃいけないこと
デスマラソン
戦争において、戦力の逐次投入は悪手です。各個撃破されやすく、敵を崩しにくいからです。このゲームにも当てはまり、1人で突っ込んでもだいたい死にます。1人で突っ込んで死んでまた突っ込むことをデスマラソンといいます。オーバータイム時等の終盤以外はなるべく控えましょう。
ult貯金箱
ultは与えたダメージと時間経過でたまりますが、ダメージを受けまくり死にまくる人をult貯金箱といいます。敵のultが早くたまるような行動をしてしまっているからです。突っ込んですぐ死ぬオフェンスはもちろん、攻撃の当てやすいタンクもult貯金箱になりやすいです。オフェンスの代わりに被弾するのもタンクの仕事ですが、柔らかいゴリラやロードホッグ等は特に立ち回りに注意しましょう。
トロールプレイ
味方を故意に邪魔するプレイをトロールプレイ、邪魔する人をトロールと言います。メイで味方のリスポーンを邪魔したり、好きなキャラが取られたからと言ってウィドウメイカーやシンメトラ等勝利に貢献できそうもないキャラを選んだり途中退出をしたり放置をしたりなどが例としてあげられます。もしも味方にいたらそのゲームは諦め、2chの晒しスレにでも晒すかtwitterで愚痴りましょう。対処法はないです。
待機中殴り
キャラピックに抗議するためそのキャラを待機中に殴ることがあると思いますが、まともなら殴るまでもなく変えてくれますし、まともじゃないなら変えてくれないか、へそを曲げてウィドウメイカーやシンメトラに変えたりトロールプレイに走る可能性もあります。もしかしたらその人がそのキャラしか使えないのかもしれません。勝率を上げるために、その人が刺さったらラッキー、くらいの気持ちでプレイした方が精神衛生上良いです。
ピックカチカチ
開幕前に他の人にやってほしいキャラをカチカチする行為です。他の人にピックを強制することになるので、不快に思った人がトロールになる可能性があります。もしピックに不満がある場合は、VC(ボイスチャット)で丁寧にコミュニケーションをとりましょう。
ボイスチャットで暴言
某配信者さんはよく暴言吐いてますが、味方に色々酷いことを言われたら士気が落ちるし、わざと負ける人も中にはいるでしょう。なるべくポジティブな発言をし、何か文句があるなら言葉を選びましょう。
ファンメ
PSNのメッセージ機能を使い、暴言メッセージを送る行為です。受けた側は非常に不愉快ですし、メッセージを受けたといってその人が変わるわけでもありません。負けた文句を言いたくなる気もわかりますが、せめて、丁寧な言葉でダメだった点をアドバイスする程度にしましょう。
あと普通に通報されて垢BANされる可能性もあるので、まともな頭をしてたら暴言メッセージは送りません^^
その他
AIM感度
AIM感度を設定で変えられますが、なるべく左右は最大値にしておいた方がいいです。感度が低いとトレーサーなどにまとわりつかれた場合に対応しにくくなります。高めにして慣れるようにしましょう。
操作設定
操作設定でボタンの配置を変えることができます。例えば、ジャンプをL2にすることで、ジャンプしながら銃を撃つことができ、敵はこちらを狙いにくくなります。いろいろ試してみて、自分にあった操作設定を見つけましょう。
ヘルスの確認
アプデにより全ヒーローが味方のヘルスを表示できるようになりました。
どの味方がピンチかわかるので、表示させた方が良いです。
タッチパッドで情報確認
タッチパッドを押すことで、味方のultが溜まっているかどうかや、誰が生きているか、敵がキャラを変えたかどうか等を知ることができます。暇な時は押して状況を把握しましょう。
セオリー
思いついただけどんどん足してきます
・門前の攻防
キャプチャーポイントでは出入り口が限られており、門前で膠着しやすいが、攻撃側は門前で戦わず突撃するか左右に抜けた方が良い
・門前での防衛メイ
突っ込んできた敵を氷壁で孤立させやすくラッシュも防げるので強い
・ザリアult+攻撃ult
ザリアのultは単体で使うより味方のultや攻撃と連携しないと意味がない
・敵ultにヒーラーのカウンターult
適切なタイミングで撃つと敵のultを無力化できる
・敵ultにルシオのスピードブースト
D.VAのultやマクリーのult等、味方のスピードを上げて逃げられる場合がある
・ハルト等+バスティオン
バスティオンは単体ではとても死にやすいので、ハルト等タンクが守ってあげると仕事がしやすい
・対ハルトにジャンクラ
ジャンクラはDPSが高く、ハルトの盾をすぐに破ることができる
・対D.VAにザリア
D.VAのディフェンスマトリックスではザリアのビームを防げない
・対200族にゴリラ
ゴリラの電撃は威力が低いので、タンク等ヘルスが高いキャラは狙わず、ヘルスの低いキャラを狙った方がいい
・対タンクにリーパー・ロードホッグ
ショットガンは体が大きいタンクに有効(D.VAはアーマーが多く少々苦手)
・ファラ+マーシー
ファラにマーシーがくっついて飛ぶことによって、敵が対処しづらくなる
・バスティオン+アナ
バスティオンは死にやすいが、アナのグレネードと回復銃によって、通常のキャラでは落としにくくなる
・高台ソルジャー・マクリー
ソルジャーやマクリーは遠距離攻撃が得意なため、平地で撃ち合うより高台に陣取った方がいい
・オーバータイムにメイult
オーバータイム時にメイultを放つと、敵が逃げて勝ったりキルしやすくなったりととても強い
・敵が来そうな場所にジャンクラの罠+C4
初めは門前等、味方から見やすく敵が来そうなところに置くと良い
・オーバータイム時にゴリラ・D.VAにキャラチェンジ
体力が多く移動が早いので時間稼ぎがしやすい
・3タンク時にマーシー、アナ
回復が足りなくなるので
・防衛時ヒーラー1ならマーシー
ルシオやゼニヤッタだけでは回復が足りなくなる
・ゼニヤッタは不和をタンクに優先してつける
削りにくいタンクを削りやすくするため、大きい的につけると全員で狙いやすい
・ゼニヤッタは調和をタンクに優先してつける
的になるタンクを死ににくくするため
・崖のそばではルシオ等吹き飛ばしキャラとは戦わない
落とされて死ぬ確率が高い
・防衛側は前に出過ぎない
リスポーンの関係上、防衛側が前で戦っても不利
終わりに
いかがでしたでしょうか?
この情報がみなさんのオーバーウォッチライフの糧になると嬉しいです。
コメントや感想、お待ちしています!